ホッと雑談

世の中の出来事や身の回りのことを浅く洞察します

イッパシの大人が言われたくないこと

覚醒剤取締法違反と麻薬取締法違反の罪に問われていた歌手のASKA(本名・宮崎重明)の判決が昨日あったらしい。判決は懲役3年執行猶予4年。

この種の犯罪の初犯としては、やや重い量刑らしい。保護観察処分は付かないものの、執行猶予4年は長めだとか。
暴力団とのつながりもあったようだし、4年くらいで違法薬物と縁を切れるのかはよく分からないけれど。

ASKAを巡る一連の事件について、個人的な興味はすっかり薄れている。
ただ、判決の報道を読んで、判決文のあるフレーズに目が止まった。ASKAに対する「周囲を顧みる姿勢がなく、自己本位でごう慢な考え方が見受けられる。」というフレーズ。

「自分本位で傲慢な考え方」という裁判官の説教は補足に過ぎないのだけど、社会人に対する言葉としてはけっこうな人格否定に聞こえる。面と向かってこれを言われて、しかも全国的に報道されてしまう。これ自体刑罰の一つなのかも。
有名人だから、あるいは56歳だから、成熟した人格者とは限らない。性格に難のある有名人とか50代はいくらでもいるだろう。
そういうことを分かっているつもりだけど、もし自分がこんなことを言われたら、ズシンと響きそう。