ホッと雑談

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デング熱という病気

この8月に、熱帯や亜熱帯の地域で多い感染症デング熱の感染者が、都内で見つかったとのこと。日本での感染例は、過去70年近くなかったけれど、昨年にドイツ人渡航者が日本で感染したと疑われる例があった。
主な症状は発熱、頭痛、筋肉 痛や皮膚の発疹など。重篤になりやすい病気ではないらしい。

デング熱は熱帯や亜熱帯の全域で見られる病気らしいが、台湾も流行地であるらしく、安心はできない。ここ数年、夏は酷暑続きだし。
ヒトからヒトには感染することはなく、蚊を介してウイルスが広がるらしい。本場でデング熱を感染させるのは、ネッタイシマカという蚊で、日本では見かけないらしい。ただし、日本に多いヒトスジシマカもウィルスを媒介できるらしい。

今年感染が確認された3人は、都内の同じ学校に通う男女で、代々木公園でダンス練習をしていたときに、蚊に刺されて感染した疑い。
海外旅行中での感染ではないとしたら、3人を刺した蚊にウィルスを与えた別の感染者がいることになる。

蚊の成虫の寿命は1か月くらいで、活動範囲は半径50メートルほどらしいので、デング熱のウィルスを保有する蚊の個体数がわずかなら、急速に拡大する可能性は低そう。
デング熱を予防できるワクチンはないらしく、蚊に刺されないようにするしかないらしい。なんともたよりない。
わたしは蚊に刺されやすいので、ちょっと心配。