ホッと雑談

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典子さまの婚約に、皇位継承問題をむし返す

5/27に、高円宮家の次女典子さま(25)と出雲大社神職千家国麿さん(40)の婚約内定が発表された。
今秋に出雲大社で挙式の予定。典子さまは、皇室典範の規定により、結婚後に皇族の地位を離れるらしい。

皇室にうとくて、高円宮家の次女典子さまと言われても、よくわからない。そこで、少し調べてみた。
典子さまは天皇陛下の叔父の孫にあたる。そして、大正天皇のひ孫にもあたる。大正天皇との関係では「女王」にあたるそうだ。皇室での「女王」は、天皇からみて直系で三親等以遠にある女性を指すらしい。
高円宮家は3姉妹で、姉が承子(つぐこ)さま(28)、妹が絢子(あやこ)さま(23)。

上の通り、典子さまは、結婚後に皇族の地位を離れる。皇室典範の規定によると、女子が結婚すると皇籍離脱することになる。
典子さまが皇籍を離脱すると、皇室の構成は21人となる。このうち未婚の女性皇族は7人。愛子さまを除く6人は、いつ結婚してもおかしくない年齢なので、6人全員が結婚したら、残りは15人。また、9名はご高齢だから、亡くなる方も出てくるだろう。
皇太子ご夫妻か秋篠宮家に新たにお子さまが誕生しないとすると、現在7歳の悠仁親王の結婚までは、増員の見込みは無いということだろうか?

あらためて、皇位継承問題について、何か手を打った方が良さそうな気がしてくる。
2000年代の半ばころに皇位継承問題が騒がれていたときには、国民感情とはかけ離れたところで、利害関係者がケンケンガクカクやっていたような印象だった。
結局のところ、国民が象徴としての価値を見出せるかどうかがポイント。国民投票の法律を作って、国民の判断を仰げばいいと思うのだけど。